2009年5月21日 (木)

微妙な違い

CEKAのプレシラン(ハーダーともシープラスととも言われている)がやっと手に入りましたので、
Begoのアンコラと比べてみましたら微妙な違いがある事が分かりました。形態が少し違うのとマニュア
ルに書いてある術式も少し違いがあります。黄色いプラスチックのインサートの材質も違うかもしれま
せん。

Bego_vs_ceka3


Begoceka1

上段はアンコラ、下段はプレシライン共にメーカー提供の術式から 耐火模型作成用の前準備の写真
アンコラの場合は細かい適合に苦労するような所は前もってワックスでブロックアウトしておく。
プレシラインの場合はアンダーカットだけブロックアウトして他はできるだけ耐火模型に再現をする。
Co-Cr合金でハウジングを鋳造する訳であるが、アンコラの場合は適合に時間がかからないがプレシラ
インの場合は適合調整に時間がかかる。その分口腔内にセットした後アンコラの方が緩くなりやすい.

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2007年9月14日 (金)

参った!!

前回、Begoのアンコラがプレシラインの代用として使えると書きましたが
なんと、貴金属の鋳造用のリン酸塩埋没材を使って鋳造すると埋没材が壊れてしまって全く使い物にならないことが判明しました。Co-Cr用の埋没材に合わせて作られているようで、強度の低い埋没材では焼却時に埋没材を破壊してしまうようです。仕方がないのでコピーをパターンレジンで作成し使用しました。
今回の件でアンコラの精度はハーダーやプレシラインには及ばないということもわかりました。Ancora1_3

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2007年7月 3日 (火)

意外な経過

Keikarei314年前に作成した義歯が戻ってきました。右下7にコーヌスライクな二重冠、右下5と左下4にプレシラインのケースです(多分です、記憶にはほとんどありません)。右下の支台歯は既に抜歯になり右下の3にOリングが設定され、今回リフレッシュということで戻ってきました。意外だったのは14年も口腔内にあって。プレシラインのプラスチックインサートが着色こそあれほとんど劣化していなかったことです。ラボでメタルの雄型を入れてみましたがまだしっかりと機能していました。
CEKA社でかなり昔から作られていたもので、廃れないのでそこそこ良いのではと思ってましたが
これでちょっと安心しました(数年で劣化して交換だろうと思っていたものです)。今まで何例もやってきましたがインサートの交換は1-2例のみでした。アタッチメントはバネが折れる、BIlockのようにkey&keywayのような金属の維持装置は金属がすり減って維持力がなくなる、スナップタイプのものは1-2年ですり減って交換、ダルボのようなものは雄型が破折するなど決して良い結果が付いてきませんでしたが
これならいけるかなと思ってきました。ハウジング部分は貴金属で作成するときは一工夫必要で、Co-Crで作らないとプラスチックインサートが脱落しやすいですが。現在はBegoのアンコラが日本で手に入ります。CeKaのものはほとんど手に入らないし、以前大信で扱っていたハーダーのアッタッチメントも利益がないからと撤退してしまっています。あまりご存じない方も多いと思われますので、CeKaのマニュアルも一緒にのせました。

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