2017年12月24日 (日)

CAD・CAM

Img038_3 ドイツの歯科技工雑誌の
11月号はブリッジをジ
ルコニアのディスクか
ら削り出している状態
をUFOの宇宙船に見
立ててCAD・CAMの襲
来というような表紙
(Amann Girbach)でした。
実際CAD.CAMはそれなりに
普及してるようだ。パ
ソコンとスキャナーし
か置いてない技工室
の写真も有るが、歯科
技工はデザイン事務所
ではないのでそれだけ
ではすまない。色調調
整や最終的には内面や
マージンの調整、研磨
作業、ホコリの出るミリ
ング専用の作業室もいる
し、プリンターにより
作成したパターンを埋
没したり、鋳造したり。
研磨調整する作業室も必
要になる。別のページ
にはやはり技工士はパ
ソコンばかりいじって
ないで実際の排列もせ
よというようなページ
も有る。最近、技能の
継承がなされていない
等一般産業界でも言わ
れて来ているがデジタルで全てかたずくわけではなく、技能は長期間たゆまなく修練していかなく
てはならない。

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歯科技工はスキャナーとパソコンだけではすまない。

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ガーバー法の排列

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2017年11月15日 (水)

旧義歯の再利用

Co-Crで義歯を作成装着後長期間経過し口腔内が変化し、だんだん適合が悪くなりリベースを何回か繰り返す。

そろそろ新義歯の再制作と思われるが旧来の義歯に執着し何とかならないかと云う事で金属を切断し維持装置

と連結子をバラバラにして再利用となる。体裁が良いかどうかは別問題である。口腔内に無理矢理押し込んで

咬座印象をしたものが上(模型作製後レジン床、人工歯を外し金属部分をカットして適合調整)で、 義歯無し

て印象したものに各部を合わせたものが下(かなり位置関係が変わっている)である。下の模型で再制作を

した。これで義歯の不調がいくらかでも解消されるだろう。

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2017年10月27日 (金)

流し込みレジンの小さな気泡

はるか昔であるが、K歯科医院に勤務した頃、流し込みレジンを扱うようになった。その頃は大きな問題

は無く使えていた。しかし独立後なぜか研摩面に小さな気泡が生じたり粘膜面の適合が甘くなったりする事

(粘膜面の適合不良は某教授から流し込みレジン使ってる?と言われて、流し込みレジンの不適合の指摘を

もらってからだが流し込みレジンは一見適合が良さそうに見えるが適合してるのは一部で内面は浮き上が

ってることが多いとの指摘をいただいた。)

が生じていた。頬側の研摩面の小さな気泡は削れば良いとか、仕様だとか言われてそんなものかと思い使

って来た。しかし問題ないという人がいて、どうしてか不思議でしょうがなかった。小さな気泡はひょっとし

たら加圧が足りないのではと思いつき加圧釜分解して調整弁の圧を上げてみる事にした。圧表示の機器

の精度が悪く規定の圧になっていないのではと疑い出したからである。圧力を上げたら気泡は出なくなった

ようである。安全弁が付いているので問題ないとは思うが余り上げすぎると圧力釜が壊れるので注意が必要

である。メーカー出荷時の設定も疑ってみる必要が有る。

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2017年8月24日 (木)

BÄR LIGHT (Baer Light)

メーカーの回し者ではないが。
前回のブログの金属(Co-Cr)について若干分った。組成を見るとAu(金)Pt(白金)が若干添付されている。
これは多分作業時間短縮のため鋳型の温度を700℃まで下げているのでマージンまで鋳造が確実にできるよう
にという意味でなのかもしれない。柔軟な発想だと感心する。さらにHvが245と云うのも驚異的だWirobond280
よりもさらに硬度を下げた。700℃でCo-Crの鋳造収縮を補えるだけの膨張する埋没材も驚異である。鋳造後
酸化膜が埋没材にくっ付いて酸化膜が取れて掘り出されるのも魅力的だ。適合も若干の調整ですむという。

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内冠の表面調整してるのはちょっと気になる

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これが簡単にできれば言う事無しだが。

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2017年8月 9日 (水)

雑誌の付録

雑誌の付録のコマーシャルが気になった。「わずか20分で完璧なテレスコープ」どうやらCo-Crの金属の紹介
のようだ。鋳造温度は1400°C程度だが鋳型の温度は700〜800°Cで良いようだ。生体親和性も問題ないと
云う。メタルセラミックス用の金属でもあるらしい。はてどんなものか?

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2017年5月13日 (土)

まだ使える

いつまで使ってるのと言われそうだが、WipMixの真空練和器の練和器(バキュスパッド)の真空の引きが

悪くなった。原因は練和器のOリングがへたって役に立たなくなったようだ。この大きなサイズのOリング

はホームセンターでは手に入らなく同じサイズのOリングをネットで検索調達して交換した。見事復活した。

このOリングは中国から発送されたもので届くまでにちょっと時間がかかったが、中国からの輸入が身近

になってるように思われる。

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2017年3月 2日 (木)

義歯の追加変更

久しぶりの更新です。去年の8/13のブログ、その後があって設計が大幅に追加変更された、従来のものはその
ままで前歯部にメタルセラミックを作り直して維持装置を付け反対側に金属床を伸ばして一体化する変更が
行なわれた。Co-Crであるが鑞付け(Co-Cr鑞材)で対処した。左上の7の咬合面は全体的に若干バイトを上げた
関係で咬合面全体をレストとして鑞付け追加してある。レーザー溶接がなくてもこの程度の事はできる。前回の
ブログは左上の一部分のみ特にレジン歯の摩耗に焦点を当てたが全体的にはこのような変更が行われていた。

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2016年11月27日 (日)

硬質レジン(光重合)

最近の硬質レジンはだいぶ良くなっているようだ。4年経過で歯根破折で戻って来たケースであるが、
光沢はそれほど落ちていない摩耗は少し進展しているようであるが昔のようにリテンションビーズが出
て、見るも無惨な状況にはなっていない。このケースはSinfonyで作成したものである。これ以前の
別の硬質レジンで作成したケースはよく艶が消失してクレームをもらっていた。
このケースは歯科医がセラミックスと勘違いする程であった。危うく支台を撤去する為に加熱する所であった。
中の金属支台は結局削り取る事にした。現在はさらに進化しているであろうと思われる材料を使用しているが・・

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2016年9月11日 (日)

総義歯の古書と歯槽頂間線の法則

今は簡単にネットで何でも簡単に入手できるようになった。私が学生の頃は神保町や水道橋の古書店を歩いて
探したもので価格もそれなりにした。総義歯の古書をネットで購入バウチャーの総義歯第13版(英語)はアマゾ
ンの古書を、第7版(1975)(英語)はeBayで、ニュートラルゾーン総義歯学、Beresin他(日本語訳版(1976))
はYahooで格安で入手。昔の歯科技工士学校の教科書(1967)の総義歯の排列の所を比較した。歯科技工士
の教科書は歯槽頂間線を考慮して排列すると有る(ギージー)。その当時の中沢勇先生の総義歯学も歯槽
頂間線の法則を主に考えている。(歯牙が元生えていた位置に排列しようとする考え方も有るとは述べてい
るが)現在の技工士学校も歯槽頂間線上に排列する考え方が主流のようだ。しかし日本の総義歯学のもと
になったと言われているバウチャーの総義歯の7版にも13版にも歯槽頂間線という言葉は出てこない。歯牙が
元有った位置に排列すると書いてある。13版にはニュートラルゾーンという図まで出ている。イボクラールの
BPSの排列もニュートラルゾーンであるしマンフレッド・ホフマンの総義歯もそうである。たまたま集めたのが
その傾向が有るのかもしれないがこれから高齢者が多く総義歯の需要が増えて顎堤の吸収が大きく歯槽頂
がはっきりしない、いわゆる難症例が増えてくる。臨床上は上顎前歯部はフラビーになって大きく吸収し、下顎
の顎堤は大きく吸収し真っ平らになってしまったようなケースも日常である。いつまでも国家試験に出てくる
ような歯槽頂がはっきり有る顎堤をイメージしてると良い義歯は出来ない。

Photo

ネットで購入した書籍類

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技工士学校時代使用した教科書、不自然な顎堤。参考文献にSwenson Complete Denturesがあるが

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ニュートラルゾーン、6−6、7−7でカットした図

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ニュートラルゾーンに排列、6−6、7−7の状態。特に下顎は骨の位置を確認、頬側の膨らみに注目、

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2016年8月13日 (土)

硬質レジン臼歯の摩耗

硬質レジン人工歯(臼歯)はよく摩耗する。今回のは6年経過のケースで 4 は光重合のシンフォニーで築成作成
したものだが、そこも減ってるが、既成の人工歯の方が摩耗量が多い。既成の人工歯は加圧プレスして成形
されたものだが明らかにラボで築成されたものより多く摩耗している。長期安定維持させるにはメタルティース
にする以外無いか。

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